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Top > くらしと平和を守る活動 > さよなら原発1000万人アクション静岡集会 3月11日、駿府城公園東御門前広場で「フクシマを忘れない!3・11さよなら原発1000万人アクション静岡集会」が行われた。 主催者を代表して橋本勝六原水禁静岡県民会議代表委員は「東電福島第1原発事故から6年たつが事故は収束していない。今後甲状腺がんが増えるといわれている。原発事故対策費は廃炉・除染・補償を含めると21兆に膨らみ、税金と電気料で国民負担が増え続けている。東芝の経営危機に示されている通り、原子力産業は負の経済作用だけだ。脱原発の世論は多数派であり粘り強い運動を強めよう」と挨拶した。 渡邉敏明静岡県平和・国民運動センター会長は、3月10日県原水禁・県平和センター・県勤労協三団体が静岡県と中部電力に「浜岡原発の再稼働停止、使用済み核燃料の安全管理、再生可能エネルギーに拡大など」で申入れを行った経過を報告し「回答内容は不十分で文書での回答を求めた」と報告した。 静岡県・中部電力への要請書 (PDFファイル 250KB)≫ 連帯の挨拶では、鈴木卓馬浜岡原発を考える静岡ネットワーク代表は「結成20年目を迎えたが浜岡原発に対する関心が低下してきた。浜岡原発の再稼働を止めるため県民意識を高めるようがんばる」。 赤堀ひろ子生活クラブ生協元理事長は「安全な食べ物を提供する運動を続けてきた。原発の電気は買わない。自然エネルギーによる電気を買う。それが“さよなら原発”につながる」。 磯谷臣司静岡県原水爆被害者の会・二世部会事務局長は「父は広島での被爆後40年たってようやく被爆者手帳の申請をした。広島・長崎の被爆者は差別といじめに苦しんだが、いま福島の被災者がいじめられ昔と何も変わっていない。新しいつながりの運動を拡げ、核のない世界をめざそう」と訴えた。 集会には200人が参加し、「浜岡原発を再稼働しない。原発は永久停止・新増設は行わない。再生可能エネルギーの普及・開発の促進」などのアピールを採択し、繁華街をパレードし「脱原発」「浜岡原発永久停止」などを訴えた。 |
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