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マリ共和国への支援米を田植え

 5月30日、掛川市倉真のアジア・アフリカ支援田で、子供たちと保護者、組合員ら約70人が参加し、マリ共和国向け支援米の田植えが行われました。「食・みどり・水を守る静岡県労農市民会議」が毎年行っているもので、渡邉敏明議長は「戦争や干ばつなどで食べ物もない子供たちがたくさんいる。今日田植えをするお米はアフリカのマリ共和国へ送られる。戦争のない平和な世の中にするよう頑張りましょう」と挨拶しました。

田植えの前に記念撮影

 田圃を提供・管理している田辺喜四郎さんは「稲が分げつしやすいように苗は2~3本とりわけ、人差し指を添えて差し込むように植えてください」と田植えの方法を説明しました。何本もの指で田圃に大きな穴が開くと稲が風で倒れたり流されてしまうと聞き、子供たちは植える前に指の使い方をイメージして練習をしていました。

練習の成果を田植えに発揮

 16アールの田圃に今年は「にこまる」(中生・なかて)品種の苗を植えました。稲刈りは10月上旬で、820kgの収穫が予定されています。天気に恵まれ熱中症を心配しましたが、子供たちは元気に泥遊びをしたり、近くの川で体を洗いながら川遊びをしたり、自然を満喫し楽しい田植えを体験しました。

ジャガイモ堀に初挑戦

 その後、炎天下で汗ぐっしょりになりながらジャガイモ掘りも体験し、昼食は恒例の豚汁と掛川ブランドの米「きぬむすめ」の炊き込みご飯をいただきました。誰一人熱中症に罹ることもなく、ジャガイモをお土産に「稲刈りでまた会おう」と解散しました。


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