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社民党静岡県連

3月1・2日、「被災58周年3・1ビキニ・デー」の行動が、原水禁日本国民会議、東海ブロック原水禁連絡会、原水禁静岡県民会議による実行委員会が主催して行われました。「久保山愛吉さんの墓前祭」は、1日午後焼津市弘徳院で地元の志太平和フォーラムとの共催で行われ、住職の読経のなか墓前に献花し、参加した70名が焼香して核廃絶を誓い合いました。

午後6時からは静岡市葵区の静岡県産業経済会館、全国から200名が参加し「3・1ビキニ・デー全国集会」が行われました。主催者を代表して川野浩一原水禁国民会議議長は、「3・11の被災から1年が経過するが状況は何も変わっていない。浜岡原発は三連動の地震が来たら壊滅的な事故を起こす危険がある。核と人類は共存できない。政府も東電も福島の苦しみを分かっていない。危険な原発をやめ、自然エネルギーに変えていこう」と訴えました。

講演と提起では、静岡県川根町出身のフォト・ジャーナリスト豊田直巳氏が、震災直後から取材した福島原発から20キロ圏内外の写真を映写しながら「津波の被害も甚大だが、放射能の情報公開と避難が遅れ、多くの県民が被曝した。酪農家や農家は営農できず借金漬けとなり、一般市民も古里に帰るめどすら立っていない。『原発さえなければ』というのが福島県民の気持ちだ。メディアは意図的に福島の現状を報道していない」と指摘しました。

永山信義福島県平和フォーラム事務局次長は、「4月末には全原発が止まる。それでも電気は足りる。再稼働を止めることができれば脱原発が実現できる。福島では15万7千人が避難、内6万7千人が県外に避難した。『ふるさと、福島、ささやかな日常を返せ』と大きな声で言いたい」と訴えました。鈴木望前磐田市長は、「電発が必要かどうかを自分の意志で決める住民投票の実施」を訴えました。また、清水泰焼津市長と西原茂樹牧之原市長のメッセージが紹介されました。

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第11代高校生平和大使の大神櫻子さん(中央大学1年)は、「今年は静岡県からも平和大使が派遣される。『ビリョクだけれどもムリョクじゃない』を合言葉に、1万人署名に取り組み、国連欧州本部や国際社会に被爆地の願いを訴えている」と活動を紹介し協力を求めました。集会では「核は平和利用の美名のもとに多くの被爆者を生み出してきた。核の歴史に終止符を打つとともに、ヒバクの歴史にも終止符を打とう」とのアピールを採択しました。

牧之原市で横山総務企画部長に要請書を手交し要請する原水禁藤本事務局

翌2日は、川野議長、藤本事務局長、須藤県平和センター会長、橋本社民党県連合代表代行、東海ブロック各県代表などによる代表団を4班に分け、静岡県と浜岡原発から30キロ圏の焼津・藤枝・島田・吉田・牧之原・御前崎・菊川・掛川・袋井・磐田・森の11市町を訪れ、さよなら原発1千万人アクション市民の会呼びかけ人の「原発の再稼働を認めることなく、代替えエネルギーの道と共に、原発のない社会に向かおう」との要請書を手交しました。応対したのは焼津市が清水泰市長、御前崎市が澤入芳男副市長、その他の市町は担当部長などで、原発に依存しない社会を実現し、新時代に向かって強い指導力を発揮することを要請しました。

また、中部電力静岡支店には、実行委員会3団体名で「浜岡原発の再稼働を断念し、廃炉への舵を切ること」を要請しました。

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