Top >行動する社民党 >又市党首が安倍政治を斬る
社民党静岡県連合は1月5日、静岡市・クーポール会館で「2019年新春旗開き」を開催した。労働組合、平和・市民団体、党関係者ら70人が参加し、統一自治体議員選挙・参議院議員選挙の勝利を誓い合った。
開会に当たり橋本勝六県連合代表は「安倍政権は強引な国会運営で、不祥事があっても責任を取らず、論議もせずに入管法・水道法などの改悪を数の力で押し切った。アベノミクスで格差が開き、非正規雇用が増え、国民生活は悪化した。2025年問題は、健保、年金、介護保険が大丈夫かという問題だ。今年は選挙の年、安倍政権の暴走を止めるため、野党の力を結集して安倍政治を終わらせ、国民の安心・安全のため共に頑張ろう」と挨拶した。
来賓の全国連合山登志浩常幹は「参院選では社民党の得票2%以上、2名以上の当選を目指す。安倍政権との対抗軸のキーワードは『命』。集団的自衛権容認、戦争法、防衛費の増額など、平和な日本を壊し、国民の命が軽んじられている。野党の連携強化で参院選を勝利しよう」と訴えた。
県平和・国民運動センター渡邉敏明会長は「憲法を守り、格差をなくすためにたたかう。今年は政治決戦の年。憲法を暮らしに生かす政治を実現するため、自治体・参院選で、組織内をはじめ野党候補の勝利にご支援を」と訴えた。
県勤労者協議会堀内武治会長は「安倍首相の強権政治で、防衛計画では空母の保有・新型戦闘機・巡航ミサイルの保有に進み、戦争への肌寒さを感ずる。社民党と共に頑張る」と挨拶した。
戦争をさせない1000人委員会・静岡の小長谷保共同代表は「1000人委の基本理念である現行憲法を守る勝負の年。何としても改憲を止めるため、統一自治体選、参院選は勝たねばならない。そのためには野党共闘が大事。『野党の要』社民党に頑張ってもらいたい」と社民党にエールを送った。
メッセージの紹介、乾杯の後、朝鮮総聯静岡県本部李治雄委員長が「昨年は北と南の和解に向けた歴史的な年となった。東アジアの平和に続く道だ。日朝友好のためがんばる」。労働組合・平和団体を代表して全農林静岡分会神谷康仁特別執行委員が「改憲阻止と原水禁運動など、社民党・県平和センターと共に頑張る」。立憲民主党静岡県連合を代表して杉山淳県議候補は「アベ政権と闘う議員を増やすため、野党共闘を進め、地域に根ざした運動で頑張る」と決意を述べた。
新社会党県本部仁杉秀夫委員長は「統一自治体選、参院選で自・公政権を少数に追い込むため頑張ろう」。県退職者連合藤田克己会長は「生きていくということを大切に、運動に取り組む」。浜岡原発を考える静岡ネットワーク佐野けい子運営委員は「いまや脱原発は当たり前、4月には城南信用金庫の吉原毅さんを招き講演会を行うのでぜひ参加を」と挨拶をいただいた。
続いて小長井由雄・佐野愛子県議、佐藤寛文三島市議、秋山博子焼津市議から選挙戦への決意と連帯の挨拶をいただいた。また、昨年新たに党員に迎えた3人の自己紹介も行なった。各テーブルでは交流を深め、有意義な時間を過ごした。最後に橋本代表の発声で「統一自治体選、参院選勝利」を誓い、団結ガンバローで旗開きを閉じた。
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