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又市党首が安倍政治を斬る 11.10「市民と又市党首の対話集会」で熱く語る

 11月10日、静岡市で「市民と又市征治党首との対話集会」を行いました。集会に先立ち、静岡市の繁華街で街頭演説を行い、又市党首は聴衆を前に、憲法改悪と安倍政権の横暴を止め、統一自治体選挙・参院選を全力でたたかう決意を示し、支持を訴えました。

又市党首街頭演説「静岡市東急スクエア前で街頭演説」

 2時半から静岡労働会館で対話集会を行い、県内から130名が参加しました。対話集会は、大河内俊雄県連合幹事長の司会で進められ、橋本勝六県連合代表の挨拶に続き、渡邉敏明静岡県平和・国民運動センター会長から連帯の挨拶をいただいたのち、又市党首が、「暴走する安倍政治を斬る!」と題し、70分間熱く語り、参加者は熱心に聞き入り応えました。

対話集会「市民と又市党首との対話集会」で大いに語る

 講演で又市党首は「疑惑にまみれ、傲慢・不遜の安倍政権を倒すためには野党共闘が重要。野党5党の党首・幹事長会談で“臨時国会では一致して対応する”“安倍政権と厳しく対決する”“参院選は野党が一致してたたかう”ことを確認した。今こそ民主勢力が結集する時だ」と口火を切りました。その上で「安倍政権はでたらめなデータを出し、国会でまともな審議をさせずに、民主主義を否定している」と、安倍政治を厳しく批判しました。さらに「アベノミクスは失敗し、個人消費拡大策こそ経済好循環の道」「消費税10%は止め、不公平税制の是正で社会保障拡充と財政再建を」「浜岡原発は再稼働をさせず、早期の脱原発の目標年次を定め、再生可能エネルギーの促進を」と提起し、政策転換を迫りました。

安倍改憲に対しては「『9条改憲NO!3000万人署名』を成功させ、国民の多数派を形成し、万一国民投票となればこれを否決し、安倍退陣を迫る。国民の諸権利を活かす『活憲』運動を強めよう」と改憲阻止の運動強化を呼びかけました。

来年の諸選挙闘争に対しては、「巨大与党に対し立憲野党が『小異を残して大同に就き』、一致する課題での共闘強化」を訴えました。最後に、「経済課題と政治課題を一体で闘わなければ生活や権利も守れない。改憲阻止の闘いを党と労組のピンチをチャンスに変える闘いにしよう」と締めくくりました。

対話集会「漁船の輸出規制緩和を求める」と要望意見、「原発輸出に製造者責任が問われる」と指摘対話集会「まず劣悪な外国人研修生の処遇調査を」 と指摘、「食を担う農家支援の強化を」と訴える

 会場からは、「漁船建造技術の継承には漁船の輸出規制の緩和が必要」(静岡市・A氏)、「原発輸出に製造者責任が伴う。政府が保証するなどとんでもない。輸出は認めるべきでない」(焼津市・S氏)、「外国人労働者の受け入れ問題では、まず研修生の劣悪な処遇の実態把握を行うべき」(静岡市・S氏)、「森友学園問題は大阪府の私学審議会の機能が十分であったか調査すべき」(県職員OB・Y氏)、「安倍首相の外遊の成果に疑問。検証を」(富士市・S氏)、「国民の食を担う農業は、大部分を占める小規模農家の肥料などの経費負担が大きく疲弊している。有害鳥獣対策にも力を入れるなど、農家支援の強化を」(掛川市・T氏)など、6名から切実な要望や意見が出され、参加者一同で問題意識を共有しました。集会後、参加者からは「党首の生の声を聞けて良かった」「社民党もっとガンバレ」など感想と激励をいただきました。

18.11.10 講演レジメ「暴走する安倍政治を斬る!」

 

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