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生活に根ざした安心の国づくりを訴える吉田忠智党首

 2月2日静岡市で支持労組組合員・党員・市民など70人が参加し「社民党・吉田ただとも党首・国会報告会」が行われました。

生活に根ざした安心の国づくりを訴える吉田忠智党首

 吉田党首は「安全保障関連法が強行成立したが、この闘いの中で学生・若いママ、知識人などによる新しい運動が生まれた。憲法違反の法律は成立したが廃止しかない。そのためにこれらの人々としっかり連帯し『廃止法の制定』『違憲訴訟』『2000万人署名運動』に取り組む。安倍首相は緊急事態条項などで『改憲』を参院選の争点にしようとしているが、内閣に権限を集中することは『ナチス』と同じことになる危険があり、騙されてはいけない」と警鐘を鳴らしました。

 また、「社民党は平和・護憲・脱原発を一貫して主張してきたが、平和と共生だけでは不十分で、生活に根ざした安心の国づくりの経済政策を強調して行く。7月の参議院選挙は衆・参同日選挙も考えられ、緊張感をもって選挙態勢を構築してほしい。現有2議席以上、比例票250万の獲得のため次の三つをやりきろう。一つは、しっかり声掛けをして支持を広げる。二つ目は、600人の自治体議員が自分の選挙と同じように比例選挙に取り組む。三つ目は、ブロック比例候補と現職の持ち味を生かした選挙態勢の確立、この三つをやりきれば展望は開ける」と参加者に奮闘を呼びかけました。


参院選勝利を訴える橋本勝六県連合代表

 報告会では春闘を闘う労働組合から報告が行われました。自治労静岡県本部からは「格差解消が春闘の課題。非正規労働者の組織化と待遇改善に取り組む。参院選では吉田党首を推薦し当選のため全力をあげる。『戦争法廃止』の2000万人署名に地域でがんばる」と決意を述べました。


 全造船機械からは「TPPでは農業問題が焦点となっているが、水産物にも大きな影響を及ぼす。漁船造船所の労働者の雇用・生活にも影響があり、吉田党首に参加をいただき水産庁交渉をやっている。

参院選勝利を訴える橋本勝六県連合代表

 中央委員会で吉田党首の推薦を決めた。当選のため全力で取り組む」と産別の課題と決意が報告されました。


 閉会にあたり、「平和・人権・生活確保のためには社民党以外にない。吉田党首の名前を書いてもらうため全力で取り組もう」と決意を確認し合いました。


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