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平和と福祉は社民党

 今回の選挙は「世界で一番企業が活動しやすい国づくり」、「戦争のできる国づくり」を進めてきた安倍政権の2年間を問う重要な選挙です。景気回復の目玉とされた「三本の矢」の「アベノミクス」ですが、大企業と一部富裕層を優遇する一方、国民の所得も消費も改善せず、その失敗は誰の目にも明らかです。そして今年4月実施の消費税増税で、国民生活と日本経済はボロボロです。安倍政権は、消費税10%引き上げを2017年4月に延期しましたが、本来の目的である社会保障の充実に使われない引き上げには反対です。

 今回の選挙で自民党が勝利すれば「安倍政権は信任された」と、憲法9条の理念に反する集団的自衛権行使のための法整備、沖縄県民が反対している辺野古新基地建設、原発を人の命より優先して再稼動させ、雇用不安と格差を広げる労働者派遣法などの労働法制の改悪、農林水産業と地域経済を衰退させるTPP推進、医療・介護・年金など社会保障制度の改悪で負担増を強いる政策を強めてくるでしょう。安倍政権の国民無視の暴走を止めなければなりません。

 社民党は「アベノミクス」による生活破壊を許さず、拡大した格差を縮小すること、「戦争のできる国」に向かう集団的自衛権行使を認めず、平和憲法を守り抜くこと原発再稼動を阻止し、原発に頼らない脱原発の社会を目指すこと、TPPへの参加に反対し国内産業を守ることの4本柱の政策を掲げ、全力で戦っています。

 安倍政権の新自由主義、新保守主義に対抗できるのは社会民主主義です。社民党は国民の皆さんとともに、安倍政権の対極にある、一人ひとりは大切にされ、平和で安心して暮らしできる社会を目指して全力で奮闘します。

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