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1月18日、対話を重視する吉田忠智新党首の「ただとものWA(わ)全国キャラバン」東海ブロックの取り組みが名古屋市で行われました。
午前中、名鉄名古屋駅前で行われた街頭演説で、吉田党首は、「安倍政権は昨年末、特定秘密保護法の採決を強行した。何が秘密かも明らかでない問題の多い法律で、特定秘密法廃止法案を反対した政党と協力し提出して闘う。脱原発を主張する政党が増えているが、一貫して反原発を主張しているのは社民党だけだ。再稼働を許さず再生可能エネルギーへの転換で国民の安全と安心を実現する」と訴えました。続いて、岐阜県連合森代表、愛知県連合平山副代表、三重県連合稲森代表代行、静岡県連合橋本代表が、それぞれ社民党への支持を訴えました。
午後は会場を移し、60名が参加して対話集会が行われました。冒頭吉田党首が30分間「社民党の政策に10%の国民が共感しているが支持率は1%でありそこが問題だ。政策を有効に訴えなければならないが、選挙のたびに議員が減り、負のスパイラルに陥っている。いかにして3年後の選挙で議員を増やすか、いかに地方議員を増やすかが課題だ。まず、当面する自治体議員選挙で議員を増やすことが重要だ」と問題提起をしました。
その後、一問一答方式で意見交換が行われ、「広報・宣伝活動」「組織強化」「東北アジアの外交」「護憲・リベラル勢力の結集」などで、延べ17人の参加者から発言がありました。
3時間にわたる対話集会では、党首と身近に接し有意義な意見交換ができました。安倍自・公政権は、1月24日から始まる通常国会で集団的自衛権の行使を含む「国家安全保障基本法」の成立をもくろみ、憲法9条の完全骨抜きを狙っています。また4月から消費税増税を実施する一方、法人税の減税など大企業を優遇し、国民には犠牲を強いる政策を推し進め、原発再稼働、TPP交渉妥結に進もうとしています。会場から出された意見が吉田党首の党運営に生かされていくことを期待しています