Top >行動する社民党 >オスプレイ反対
7月24日、社民党静岡県連合は静岡県平和・国民運動センターと共同して、オスプレイの普天間基地配備と国内での低空飛行訓練に反対するよう川勝平太静岡県知事あてに要請しました。
橋本勝六県連合代表が、伊熊元則静岡県くらし環境部長に要請書を手交し、「オスプレイは開発段階で30人が死亡し、配備後も6名が死亡する極めて危険な機体で、キャンプ富士に派遣されれば、昼夜を問わず、平均高度150mの低空飛行訓練が行われ、県民は騒音並びに恐怖と不安にさらされることになる。ましてや、世界文化遺産登録を目指す富士山と軍事基地は共存できるものでなく、到底認められない」と要請趣旨を説明しました。
静岡県に提出した要請書(PDFファイル 474KB)≫≫
その上で「(1)県民の安全を守る立場から、オスプレイの国内への配備と、全国6ルートでの低空飛行訓練に反対していただきたい。(2)世界文化遺産登録を目指す富士山と軍事基地は共存できるものでなく、海兵隊キャンプ富士をオスプレイの訓練基地にすることに反対していただきたい。(3)オスプレイの普天間基地配備と訓練の撤回を、日本政府に強く申し入れていただきたい」の三点を要請しました。県平和・国民運動センターも鈴井孝雄事務局長もほぼ同じ趣旨の要請書を手交しました。伊熊部長は「申し入れの趣旨は知事に伝える」と応えました。この日は内容についての話し合いはできなかったため、平和政策の申入れ時(9月予定)に改めて話し合うことにしています。
オスプレイの配備と全国8ルート(6ルート以外に2ルートあるといわれています)での低空飛行訓練で、安全性を危惧する世論が高まっています。オスプレイには、エンジンが停止した時の緊急避難措置と言える「オートローテーション」機能がないこと、乱気流に弱くバランスを失いやすい欠陥のあることが開発段階から指摘されてきました。社民党県連合は、8月31日米軍再編とオスプレイの沖縄配備、全国の低空飛行訓練の実態を、長年基地問題に取り組んできた金子豊貴男相模原市議を講師に招き、別紙のチラシの通りオスプレイの講演会を開催します。是非参加しオスプレイの危険性を知っていただきたいと思います。
「オスプレイはなぜ危険か」講演会チラシ(PDFファイル 392KB)≫