社民党静岡県連合
社民党とは?
代表挨拶
議員紹介
行動する社民党静岡
くらしと平和を守る活動
党員からの提言
お知らせ
リンク
問合せ・申込み
トップページに戻る

Top  >行動する社民党  >第48回護憲集会

社民党静岡県連 行動する社民党

憲法理念の実現をめざす「第48回護憲大会」が、11月4日から6日までの3日間、全国から2,500名が参加し、山形市「山形国際交流プラザビックウィング」他を会場に開催され、社民党県連合を代表し静岡県代表団14名の一員として参加してきました。

 今回の大会は、東日本大震災と東電福島第1原発による放射能汚染など、東北をはじめ多くの地域の安全が脅かされ、大会の基調テ-マである震災から考える「人間の安全保障」で「生命の尊厳」が取り上げられたことに感慨深いものがありました。今こそ、「生存権」を守るという憲法理念の課題に、真正面から強い信念を持って立ち向かわなければならないことの確信を得ました。

大会初日の4日はオープニングで、東日本大震災・原発被災救援コンサ-トが公演され、開会総会のあと、シンポジウム(テ-マ:震災から考える『人間の安全保障』で『生命の尊厳』を)があり、震災・原発被災をめぐる情勢のもとに憲法理念実現の課題についてパネリスト各氏から活発な討議がされました。

行動する社民党

パネリストの橋本拓子さん(生協あいコープふくしま理事)は、「第一原発から約70キロのところに住んでおり、子どもの将来について不安でならない」。高橋英雄さん(宮城県・水産加工会社代表取締役)は、「県の屎尿処理場は回復しておらず、原発事故で放射能が海に拡散・沈降している」。玉城義和さん(沖縄県議会副議長)は、「一部返還された土地にはいろんな廃棄物が放置されていて苦労している。補助金をいくら出しても地域は良くならない。地域の人が知恵を出して地域興しを。」と訴えました。

高橋さんからの、津波により工場が流失し家族・従業員の生活基盤を守らなければならない苦悩。一人の人間として生命の極限まで考え抜いたこと。などの被災報告には、あまりにも深刻で言葉をなくしました。

5日は7分科会(1)地球環境-脱原発に向けて、(2)地方の自立・市民政治-復興の礎を、(3)人権確立-生命の尊厳と被災者の(6)非核・平和・安全保障-東アジアの情勢とアメリカの安全保障戦略、(7)憲法、と「フィ-ルド・ワ-ク」、「ひろば」、「特別分科会/運動交流」が行われました。

私は、第2分科会(地方の自立・市民政治-復興の礎を)に参加しました。地域の荒廃、生活の困窮が進み、広域行政によって加速されていたとき起きた大震災。過疎に苦しむ地方に莫大な資金が投入されて建設された原発問題。復興に向け地域の自立と振興を支える重要課題。住民生活の命と暮らしを守る地方自治・政治のあり方。について議論がされました。

最終日の6日は山形市市民会館で閉会総会が開催され、特別提起、大会のまとめ、大会アピ-ルがあり、憲法理念の実現を目指して多岐にわたり充実した内容の第48回護憲大会が閉会しました。

この大会で改めて考え、学んだ憲法理念の実現をめざして、地域での活動で一歩踏み出し行動できるように頑張りたいと思います。


社民党静岡県連合
Copyright (c) Social Democratic Party of SHIZUOKA, All Rights Reserved.