|
Top >行動する社民党静岡 >自衛官の人権を守れ!静岡集会開催 ■ 浜松基地自衛官の人権を確立するために 12月4日、静岡労働会館で「浜松基地自衛官の人権を確立するために 人権を守れ!静岡集会」が開催されました。自衛隊は憲法論議の対象ですが、働く自衛隊員の人権を守る労働裁判としてとらえ、社民党静岡県連合、県平和・国民運動センターが積極的に裁判を支援してきました。 この事件は、2005年11月13日、航空自衛隊浜松基地に勤務していた若い自衛官が、上司のいじめによって自殺したものです。高校卒業後、航空自衛隊に入隊し、浜松基地整備課に配属されて以来、上司によるバカ、死ね、五体満足でいられなくしてやる、などの暴言と、殴る、蹴る、コンクリートの床に正座させる等のパワハラ、暴行が繰り返されました。2004年イラク派遣に選抜される有能な青年でしたが、上司のパワハラは一層ひどくなり、不眠と食欲不振に陥り、生れて5カ月の幼子を残して自宅で自らの命を絶ちました。 ご両親と妻は何度となく自衛隊に対し、「いじめ」があったことを認め、謝罪するよう求めましたが、全く誠意が感じられなかったため、父親も自ら勤務していた自衛隊を退官して2008年4月裁判を起こしました。 集会では、担当の外山弘宰弁護士から、裁判の経過と「上司のいじめが過度な心理的負担であったかどうか」が争点と説明しました。原告の父親は、「このような悲劇を繰り返さないために裁判を起こした」と訴えました。 裁判は12月に2回の口頭弁論を行い、来年3月にも結審という大詰めの段階で、裁判所への要請署名や傍聴、支援カンパに取り組み、支援の輪を広げています。 支援先
|
Copyright (c) Social Democratic Party of SHIZUOKA, All Rights Reserved. |