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第27回参議院議員選挙の取り組みについて 【ラサール石井さん(社民党比例代表候補)の街宣活動】

 第27回参院選では、7月9日(水)午後2時から静岡市内で、社民党新人の比例代表候補のラサール石井さんが、福島みずほさん(社民党党首)と共に街宣を行いました。ラサール石井さんは、呉服町スクランブル交差点、けやき通りホテルシティオ前、静岡駅北口広場で予定の8分を優に超える熱弁を振るい、聴衆に強く訴えかけました。

静岡市街での街頭演説

 ラサール石井さんは「大昔、静岡にJanJanサタデー(ジャンジャンサタデー/1982年(昭和57年)4月3日から1993年(平成5年)3月27日まで放送された静岡第一テレビの番組)という生放送で毎週来ていました。私の一番の親友である春風亭 昇太さんは、清水市の出身であり、良く静岡の話をしていて、銀座で静岡料理の店に二人で行ったりして、おでんもおいしいし、いろんなものがおいしいです。」と自らの体験を踏まえた静岡について淡々と語りました。

 そして、芸能人でありながらXやSNS、日刊ゲンダイのコラムの中で、ずっとこんな世の中おかしいんじゃないか?とちょっとこの人たちおかしいんじゃないかということを書いてきた結果、政府の批判、政権の批判、政治的発言と看做され、『芸能人は政治を語るな』と言われ、スポンサーが付いたCM、ドラマ、番組に出られなくなりました。演劇の世界、お芝居の世界ではそういうことは無いから、年間に5、6本の芝居をやってこれた。「ラサール石井が演出している芝居には、うちの事務所は役者が出せない。なぜならうちの社長と総理大臣は友達だから。」そんな忖度をして、どんどんと発言の場が狭められる。

それは政治を語っているからだめというわけではなく、政府を批判しているからだめだと言われる。政権を擁護しているタレントは、みんなテレビに出ている。わたしも諦めようかと思いました。もう事務所のために大人しくしていようかと思いました。でももう諦めるも黙ってみているのもやめました。(拍手)

 それなら政治を語ることを仕事にしようとそう思いました。でもそれにはわたしだけではだめです。みなさんの力が必要です。みなさんも本当に辛い毎日を送ってらっしゃるんじゃないんですか?税金は上がる、社会保障費は上がる、物価はどんどん上がる、だけど賃金はいつまで経っても何十年も上がらない。先進国で日本だけです。非正規雇用が増えて明日が不安な毎日、結婚も出産も予定通りには全然いかない。そんな暮らしの中で、今日ちょっと他に安いものがあったら、スーパーをはしごして探す。ポイントが二倍の日にできるだけ買い物をする。そうやってやり繰りされているんじゃないですか?そしたら消費税、消費税が社民党は食糧品消費税ゼロを謳っていますが、私個人は、消費税は廃止した方がいいと思っています。消費税が廃止されたら月30万円ぐらいの収入の平均的家庭で、1年で30万浮くんですよ!それだけ取られているんです。30万あれば、貯金ができる、ちょっと美味しいものが食べれる!自民党の偉い人が給付金なんかやっても、すぐ貯蓄に回るから、経済が回らないからだめだと言った。とんでもない話です。貯金ぐらいさせろよってことなんですよ。皆さん!そうでしょ、そしたらちょっとでも高い物でもちょっとずつ貯めて買えるじゃないですか!

 貯金もできない、病気にも備えられない、こんな生活苦しくて仕方がない。そんな、かつかつの生活、明日が知れない生活をしていたら人間はどうなるか?自分だけでもちょっと儲かりたい、人を押しのけてでも勝ち組に入りたい、大きなものの傘に入って、お零れをちょうだいしたい、そんな気持ちに皆さんなっていくことは仕方のないことです。

でもそうなった時に、ずる賢い人たちはその考えに付け込んでくる!『お前ら苦しいだろ。だけどお前らよりも弱い奴らが国から金をもらっているんだぞ!お前らが苦しいのはそいつらがいるからなんだぜ!』と言って、外国人を排斥する。弱者を差別する。年寄りや子供に負担を掛ける。先ほど名古屋に、すぐ隣に賛政党の選挙カーがありました。でもいつも言っていることだから言わせてもらいました。

日本人ファーストって何ですか?人間にファーストもセカンドもないんですよ! そうでしょ!(拍手) 

 みんな同じ、ただちょっと違いがあるだけ、性別の違い、年齢の違い、人種の違い、趣味趣向の違い、その違いを認めましょうよ!なぜなら、あなたも違うから。あなたが隣りの人を、違いを認めたら、隣の人もあなたの違いを認めてくれるんですよ!そしてみんなで少しずつ譲り合って、弱いものを助ける、それが公というものです、それが公共といういうものなんです、それが民主主義というものなんです。

 参政党の人は、終末医療、延命治療を自己負担にすると言っています。 日本人ファーストと言っておきながら、日本人に違いを付けているじゃないですか!お金のない癌で苦しむ老人は、のたうちまわって死ねと言っているんですよ!そんな国になっていいんですか?弱い者こそ助けられるべきじゃないですか!それを助けるのは国じゃないんですか?国は国旗でも国体とかいうもんでもないんですよ。国は皆さんなんです。国イコール国民なんです。 だからみんなが考えていかなきゃいけない!もう皆さんは生活に苦しくて、『どうせ何を言ってもダメだよ! 政治は政治家に任せておけばいい。俺は知らないよ!』 そう思ったら、それはずる賢い人たちの思うツボなんですよ!何千万という選挙に行かない人たちの声が、本当は、アノ人たちは怖いんです!気づいて欲しくないんです!だから20日の選挙の日を三連休の真ん中にしたりするんじゃないんですか?みんなに選挙に行って欲しくないから。例えば、皆さん今回の選挙、こんな選挙はありませんよ。ポスターに、選挙公約用のポスターに差別が書いてあるなんて、そんなことは今までありませんでした。怖いですよ、皆さん、もうすぐそこまで、タモリさんが言った『新しい戦前』はもう来ています。それに向かって進んでいるんです。

皆さん、もし憲法が改正されたら、国民主権じゃ無くなるんですよ!基本的人権も無くなるんです。そして緊急事態条項が制定されたら、何か地震、あるいはコレラみたいなものが流行った時に、あっという間に内閣で何でも決めてよくなる。国会なんか議論しない!あっという間にみなさん禁足令が敷かれてみなさん外へ出るなと言われる。マイナンバーカードに紐づけした預金は全部ストップされてしまいますよ。そしてわたしみたいな人間は投獄される!そういう時代がもう何年か先に来ているんです。それを止めるのは何ですか?社民党です!そして皆さんです!社民党は今崖っぷち!2%の投票数が無かったら政党要件を失ってしまう。でも日本から社民党が無くなったら、この国は滅びます!あっという間にダダダアーッて!向こうの世界に引きずりこまれてしまいますよ!だからわたしは社民党から立候補したんです。議員になるのが、どこが一番可能性が高いかなんて探して立候補したんじゃ無いんです!だから今、2%の政党要件を取るのに崖っぷち、そういうところだからこそ、わたしは面白いと思って、何とか力をお加えしたいと思って入ったんです。(拍手)

 みなさん、だからみなさんも諦めるのは止めましょう!黙って見ているのは止めましょう!もし今回の選挙投票率が80%になったら、日本の歴史に残ります。みなさんが投票所に行くことだけで、日本の年表に載ることができるような歴史をつくることができるんです。みなさんが教科書に載るんですよ!頑張りましょうよ!

静岡市街での街頭演説

みなさん、この国は今船です。乗組員はみなさん全員です。じゃあ、舵のある操舵室にいるのは誰ですか?政府でも無い!首相でも無い!舵を握るのはみなさんなんです!(そうだあ!拍手)

 だからみなさんが舵を取りましょうよ!(そうだあ!拍手)社民党だからといって左に舵は切りません!(拍手) 右にも当然舵を切りません!(拍手) ただ真っ直ぐワンピースに向かって進んでいきます!(拍手) だからどうぞ、社民党に力をください!社民党が無かったら今の社会の底が抜けます!

 ―と述べ、全国比例区は、ラサール石井を!と力強く呼びかけた。

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