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掛川・袋井・磐田の市議選で推薦候補が当選

 9月7日(土)静岡県自治体議員団は磐田市で団会議を開催しました。年に数回開催して各市議会の報告と共通する課題などで意見交換を行い、議会活動のレベルアップを目指しています。

議員団会議

 今回は、(1)各市は市職員の定数削減を行っているが、非常勤職員を増したり窓口業務の民間委託で処理しているため、現場の混乱と住民サービス低下が問題となってきていること。(2)地方交付税を人質に半ば強制的に職員の給与カットが行われているが、現場の努力は報われず、仕事に対するモチベーションが低下する懸念がある。(3)津波や液状化、土砂崩れなどに対する防災・減災対策に資金が投入され進んできている。(4)ごみの減量化と処理方法と環境保全対策は、各自治体で工夫しており、優れた方法を参考にレベルアップを図る。(5)浜岡原発対策では、福島の東京電力福島第1原発の実状を正確に把握し、原子力災害を起こさせないためには再稼働はさせてはならない。(6)議会改革は、議員と当局の「一問一答方式」が定着しつつあり、議会の活性化が進んでいることが報告され、当局から質問者(議員)への「反問権」の取り扱いをどうするかなど、さらに改革に向けた取り組みが必要。など意見交換を行いました。

議員団会議

 この日は、今話題の津波から命を守る「命山」や「津波タワー」を数カ所見学しました。その中で、磐田市大中瀬に磐田市の建設業者「豊田建設工業」が造成した「三米(さんこめ)の丘」は圧巻でした。標高2メートルの元養鰻池跡地に10メートル盛り土し、自動車でも避難できる海抜12メートルの「命山」でした。豊田建設工業の永澤正規さんの説明によると、「7年ほど前から工事残土などを埋め立て、面積は約2.5ヘクタールで車でも1200台収容できる。2011年の3.11の津波被害を見て、太陽光発電設備を備えた命山を提案している。海岸から650メートルと海から近く、近くには数千人が働く工場があり、入り口フェンスの鍵は周辺企業に渡してある。さらに数カ所計画中で、自然に対し絶対安全な防災対策などあり得ない。減災で多くの命を救うことを考えている」と話していました。災害に対しては「自分の命は自分で守る」ことが基本で、企業が社員や周辺住民も避難できる「避難タワー」を建設する取り組みも進んでいました。


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