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社民党静岡県連
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 2011年5月21日(土)浜岡原発から約20㎞の静岡県袋井市で「福島原発震災の報告を聞く会」が行われ400人が参加しました。社民党の寺井紗知子袋井市議と、浜岡原発の反対運動に取り組んできた森町・袋井市・磐田市・掛川市・菊川市・牧之原市の住民有志が呼び掛け準備しました。主催者を代表して袋井市の山田勝義氏は「浜岡でも福島原発の事故と同じ過酷事故が発生する危険がある。福島現地の生々しい報告を聞き、浜岡原発を廃炉にしたい」と訴えました。会場では三上元湖西市長からの力強いエールがあり、原田英之袋井市長も公務の合間を縫って駆けつけていました。

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 現地からの報告は、福島県双葉郡楢葉町(福島第二原発立地町)出身で、2004年からいわき市議(建設常任委員長)の佐藤和良さん。「ストップ・プルトニューム・キャンペーン」の事務局長でもあります。

 佐藤さんは、「大地震後、防災無線は通じず、3月11日の夜は震度5位の余震が頻発し一睡もできなかった。原子炉は健全と強弁しているが配管は弱い。メルトダウンの危険をすぐに察知した。放射能漏れの情報は現地には流されず、一般国民と一緒であった。4基の原子炉が相次いで水素爆発を起こし放射性物質を放出したため、備蓄してある安定ヨウソ剤の配布を市に申入れたが、配布は18日になった。いわき市民の三分の一ぐらいがパニック状態から自主避難した。福島というだけで物資が届かずガソリンもなくなった。備蓄ガソリンがあるのに、補給する人・ローリーの運転手が確保できず、21日になって補給できるようになった。原子力災害の場合は逃げるしかない。8万から10万人の人が古里を離れ避難している。原発は国家総動員体制のように電力会社、政府の保安院・安全委員会、学者、マスコミが『安全』を強調し推進してきた。学校教育にも取り込まれている。今は地震の活動期、地震国日本で耐えられる原発などない。浜岡は東海地震の震源域の中央にあり、活断層も見つかっている。浜岡だけ止めれば済むものでない。一時停止でなく廃炉にして燃料をとりださなければ安全とは言えない。福島原発周辺の海洋汚染は深刻、10万㌧の海水が注入され、海に相当量流出している。海洋生物に濃縮蓄積され、人体に影響を与える』にするつもりだ。子供たちを守るため、食品の放射能汚染測定器を購入したい」と震災当時の状況と原発震災の恐ろしさを報告し、福島への支援を訴えました。

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